物流管理システム
作業⼯程管理+電⼦証明+⾃動記録+モニタリング=作業⼯程指⽰App
当研究所は、⾷品流通の各段階全てにある物流⼯程に関する作業⼯程管理・作業指⽰を⽀援するアプリケーションソフトを提供します。そして、Food Supply Chainを前進させるため、以下を実現します。
トレサビリティ(ICT+DLT)
人と物(食品・製品)のリアルタイムかつシームレスな動態管理記録の自動化によりトレサビリティシステムを構築
サプライチェーン・コントロール(DLT)
電子証明・電子認証・記録作成にスマートコントラクト技術を活用して、サプライチェーン・コントロールを高度化
規格化
食品安全管理の国際標準と法令に則ったベストプラクティスの提供
本アプリケーションでは、以下のアクティビティが可能となります。
作業指⽰⽀援
⾷品流通上の各段階において発⽣する物流作業に関して、その作業実施者のデバイスに対し、 法令に則った基準やマニュアルにもとづきドライバー・作業担当者・ロボットに作業を指⽰します。 デバイスには各種モバイル端末とボイスピッキングシステムに対応します。 作業実⾏後、作業⼯程ごとに電⼦認証を⾏い⾃動記録を作成します。
リアルモニタリング
輸送⾞両、冷蔵・冷凍庫、荷受け・出荷バースに設置された通信機能付きセンサーから送信される温度・湿度・照度・動作検知等の情報を、リアルタイムでコントロール・センターへと送信します。
送信された情報があらかじめ設定された規定の許容範囲を逸脱した場合、
作業担当者及びあらかじめ決めた管理者へアラートが⾃動的に送信されます。
ドライバー・作業担当者・ロボットへの作業指⽰、作業の完了報告をボイスシステムを通じて実施し、
リアルタイムでヒトとロボットの動態管理を⾏います。
作業完了の報告に対し、電⼦認証と作業記録作成を予めプログラムされた⼿順に則り⾃動的に実施します。
- 温度等、情報の計測開始
- ドライバーから荷物の確認連絡
- 配送開始をドライバーへ指⽰
- センサーによる異常の検出
- マニュアルに沿った指⽰と対処
- 対処の報告
- 対処報告に対する電⼦認証
- ドライバーから出荷先到着の連絡
- 担当者から商品確認の連絡
- 商品受渡しをドライバーへ指⽰
- 作業完了報告
- 電⼦認証
- 作業記録の⾃動作成
美味しいものを美味しいままに、鮮度が⽣きているうちに、消費者が⼿にするために
⾷品安全に関わるトレーニングが困難な環境においても、
作業実施者は法令に則った基準やマニュアルにもとづいた作業を⾏うことができ、
作業⼯程ごとの⾃動記録作成により、⾷品の衛⽣管理⼿段HACCPにおける⼯程管理の⾒える化と記録が可能になります。
⾷品の危害分析にもとづき、異常を検知したセンサーからの送信(クラウド)により、
品質・鮮度の劣化の予防のため、法令に則った基準やマニュアルにもとづき、
決められた⼿順通りに指⽰に従い対処することが可能になります。